グアムの道路などの公共インフラ整備において、今まで使用されてきた石材は、現地で採取された珊瑚礁を由来とした脆い岩でしたが、今般、所定の強度を保有しASTM規格(米国試験材料協会)に適合できる石材が求められるようになった事から、複数の候補の中から、唐津採石場の硬質な玄武岩が選定されました。
唐津港は、石材の品質の他に、積出港として十分な対応が可能であると評価頂き、アプラ港(グアム)と唐津港とを結ぶ定期船の運行が20日に1往復程度行われています。
当社では、グアム(アメリカ合衆国)に輸出する際に必要な、「ASTM規格」「バイ・アメリカン法」「アメリカン・フラッグ・シップ」をクリアした上で唐津港での保管、及び荷役作業を行っています。
輸出された石材は、グアムの道路や駐車場の舗装材として利用されています。